カロリーゼロで太る?!

太ることを気にしている人も、そうでない人も、例えば店頭に並んでいるジュースがあったとして、
一方は普通のジュースで150kcalほど。
もう一方は『カロリーゼロ』とパッケージに書いてあって表記も0kcalのものがあったとしたら、どちらを手に取るでしょうか?

カロリーゼロと書いてあるジュースの方が、何だかヘルシー!!な感じがして購入している人も多いと思います。
でも知っていましたか? “カロリーゼロ”の商品が実はちっともヘルシーじゃない”ことを・・・。

【カロリーゼロの表示トリック】
カロリーゼロが本当に0かというと、そうでもなく、
食品100gあたり5kcal未満であれば、カロリーゼロと表示してOKなんですね。
・・・ということは、ゼロカロリーと思って500mlのジュースを飲んだ時に、
もしかしたら25kcalほど摂取している可能性もあるわけです(^_^;)

【カロリーゼロなのになぜ甘い?】
カロリーゼロのジュースも、そうじゃないものと同じように甘みを感じられますが、それはなぜなのでしょうか。
普通のジュースには、砂糖や果糖ぶどう糖液糖という糖類が使用されています。
カロリーゼロのジュースに使われているのは、人工甘味料です。
アスパルテーム、キシリトールなどで、ショ糖の200倍くらいの甘さがありますが、
人間の消化管では消化吸収されず、エネルギーにならないために「カロリーゼロ」なわけです。

【人工甘味料の甘い罠】
「カロリーゼロなら太らないヽ(^o^)丿」と、人工甘味料の入ったジュースやお菓子をたくさん飲んだり食べたりすると、
どんどん甘さに鈍感になっていきます。
甘みが分からなくなってくるので、より甘いものを求めるようになるのです。

たまに、コーヒーに何杯も砂糖を入れる人を見たことはありませんか?
甘いのが好きなのではなくて、何杯も何杯もたくさん入れないと甘さが分からないくらい、甘みに対して鈍感になっているだけなのです。

【人工甘味料と血糖値とインシュリン】
食事をすると、血糖値が上がります。

インシュリン(膵臓から分泌されるホルモン)が血中の糖をエネルギーとして消費(血糖値が下がる)

細胞に糖が行き渡ってもまだ糖が残っている場合、インシュリンが残った糖を脂肪細胞へ送り込む。

脂肪が溜まり、太る。

このような体の仕組みがあります。
この血糖値とインシュリンの仕組みを利用して、
血糖値が急激に上がらない食品を選んで食べる「低インシュリンダイエット」は一時期流行りましたね。
(まぁ、低インシュリンダイエットが良いかどうかはまた別の話として)

このインシュリン、人工甘味料に対しても、砂糖と同じように反応して分泌されることが分かっています!
カロリーとしては0でも、体はしっかりと“わーい、甘いものが来たぞー!”と認識し、インシュリンを分泌するわけです。
そして、エネルギーとして消費しきれなかった分の糖を脂肪として蓄える
という(>_<) カロリーゼロ=太らない ではないのです!

【人工甘味料の危険性】
アスパルテームなどの摂りすぎが、健康被害につながるといった結果も出ているようです。
・不眠症
・うつ
・腎臓機能低下
・頭痛
・イライラ、怒りっぽくなる
・アレルギー
などなど。

ダイエットしているから、と安易にカロリーゼロのものを選ぶより、
“ジュースじゃなくて、水”
“料理に使う油を控える”
といった工夫の方がよっぽどカロリーカットになります(*^_^*)

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